入口建物と水源

入口建物と水源
入口建物と水源
古今はなれの
入口建物と
水源について
古今はなれは、母屋の奥、参道(道路)沿いからは見えないところにあります。
古今はなれの建物自体は、築70年ほどで母屋を建てた棟梁のお弟子さんが若かりし頃に立てた平屋になります。
このお弟子さんは、宮大工として活躍され、後に東大寺や京都などの名だたる社寺の改修などにも加わられた方でした。
そのはなれに参道から入るのに通る母屋横の建物は、古今母屋より更に40~50年古い建物になります。
果樹などの物販や物置、生活に使われてきました。
建物は、水源のある溜池の上に立っていましたので高床式の建物になり、今も高床のまま、床下には池の石垣が見える状態で建っています。
まだ深さの違う
現役の井戸が2基
現店主が幼少のころは、もう池はなかったのですが、水源は残っていましたので、家の敷地に全長20mほどの小川が流れておりました。
沢蟹なんかもいました。のどかなところです。
敷地内には、まだ深さの違う現役の井戸が2基あります。
石切参道は山の斜面にありながら昔から来街の方々に給仕が出来たのは、この水源に沿って商店が立ち並んだことも大きな要因だと思われます。
そのひとつが、古今になります。